へそまがり京都案内のバックナンバー「新撰組!」
来年のNHK大河ドラマは「新撰組!」だそうです。
脚本は三谷幸喜、近藤勇役に香取慎吾と、今からドキドキさせられます。
--というよりはバラエティみたい(^^ゞ
新撰組といえば京都。今に残る新撰組ゆかりの地を訪ねてみました。
新撰組は、京都守護職松平容保もと、京都の治安維持のため、尊王攘夷派志士の取り締まりで名を馳せました。
近藤勇、土方歳三、沖田総司らが有名ですね。
京都洛外壬生村(当時)に屯所がありました。今でもその屋敷が
ちゃんと残っています。
当時は辺り一帯畑でしたが今では家が建ち並び、壬生寺もあり
京の風情が感じられる地域となっています。
新撰組屯所跡より南に30m程の所に江戸時代の武家屋敷が残っています。
ここでおいしいコーヒーを飲ませてくれます。(カフェ武家屋敷)
ぜひ足を延ばしてみてください。
新撰組の名を全国に轟かせた池田屋事件はここで起こりました。
元治元年(1864)6月5日、京都三条小橋の旅館池田屋で
吉田稔麿、北添佶摩、宮部鼎蔵ら長州、土佐、熊本などの藩士20余人
が集まり蜂起の件を謀議中、近藤勇ら新斤組数十人が急襲し激しい闘いとなりました。
今でもこの周辺は京都の繁華街として栄えています。ちなみに池田屋の跡はパチンコ屋になっていました。
長州藩藩邸跡はいまでは立派なホテルが建っています。
池田屋跡から歩いて5分ほどの距離です。
新撰組屯所跡から池田屋までは歩けば30分強でしょう。
坂本龍馬の京都での定宿は姉小路木屋町を東に入った酢屋です。
今でも当時の建物が改装(?)され建っています。竜馬は
家のものから「才谷さん」と呼ばれ、二階の表西側の部屋に住まいしていたそうです。
龍馬暗殺の首謀者は今でも分かっていませんが、新撰組ではないかという話もあります。
池田屋からは歩いて3分ほどです。