へそまがり京都案内のバックナンバー「京都の冬 大徳寺」
いよいよ寒さも本番ですね。
今回は冬の京都を散歩してみました。
訪ねた先は洛北に広大な寺社町を持つ大徳寺です。
大徳寺と言えば・・一休さん。新衛門さんが金閣寺から馬に乗って「一休殿!」っと駆け付けてくるお寺がこの大徳寺です。
応仁の乱後焼失した大徳寺を復興したのが一休宗純だそうですが、他に千利休や細川三斎大友や畠山などなど多くの武士、文化人とも縁のあるお寺です。
よく撮影に使われる所なので、誰か芸能人に会えるかと期待して行ってきました。
公開されている4つの塔頭のうち私が最も惹かれたのは高桐院。
左右に竹が生い茂る敷石道を進むと、そこにあるのは静寂が支配する世界。
心が自然と無になっていく、そんな空間がひろがっています。
茶道の心得のない私でもわび、さびの世界へ吸い込まれそうになりました。
簡素な造りの中にそっと茶をたてている三斎の姿を見ることができました。
総門を通って山内に入るとドンと聳え立っているのが金毛門。
この門の楼上に利休が自分の像を置いたことが秀吉の逆鱗に触れ、
切腹を命じられたとか・・
さすが、禅寺!毎朝座禅が行われているようです。
一般人も参加OKみたいなので、一度参加してみようかと・・
一休さんのようにとんちが利くようになるかもしれません??
お豆腐でつくったお菓子が何十種類と並べられてる中私が選んだのはこちら。
立派におはぎに見えますが、中に豆腐カステラとクリームが入って
和風ケーキみたいな感じです。
確かカロリーが一個160kcalぐらいだったかな・・。
ヘルシーでおいしい、お薦めの一品です。