へそまがり京都案内のバックナンバー「春ウララ 京都御所 花巡り」
京都もいよいよ春本番です。 今回は陽気に誘われて御所に行って来ました。
京都人は御所、ごしょと呼んでいますが、
正式には京都御苑の中に京都御所や大宮御所、仙洞御所の三つがあるのだそうです。
桜はまだこれからといったとこですが、この桜はほぼ満開でした。
京都御所が一般公開中だったので、入ってみました。
この建物は紫宸殿(ししんでん)といいます。
天皇、皇后の御座が置いてありました。
昭和天皇まではここで即位されたそうです。
向かって右側には「左近の桜」左側には「右近の橘」があって、桜と橘ってどこかでも見たような・・・
あっ、そうそう雛壇の飾りにもありましたよね。
ここは室町時代以降、天皇が日常のお住まいとして使用された御殿で
15室もあるそうです。
どんな暮らしだったのか、想像もつきませんが、私なら広すぎて迷ってしまいそうです。
京都御所の中にもきれいな桜がありました。
桜というとピンク色のイメージがありますが、白っぽいのもいいですね~。
京都御苑の中は敷物を敷いての花見は禁止です。
酔客も居らず、静かに花を観賞できます。
何mあるんでしょう?大きな白いモクレンの木がありました。
高さも目立つのですが、松やほかの木の中でなぜか一本だけありました。
桜よりここが今一番の見頃なんじゃないでしょうか。桃が満開でした。
となりには梅林もあって、梅の季節からは梅、桃、桜と見られるんですねー!
ちなみに、梅も桃も桜もバラ科の植物だそうです。
御苑の中には出水の小川が流れていて、水遊びできます。
浅いので、小さいお子さんも大丈夫!
この日も20度を超える暑い日だったのでたくさんの子供たちが
遊んでいました。
お母さんたちはおしゃべりに花が咲いていたようです。(^-^)